台湾カカオ豆を使って、手作りHOTCHOCOLATEワークショップ♪
今日は台湾茶深泉さんで、台湾カカオ豆を使って、手作りHOTCHOCOLATEワークショップ開催♪
台湾にもカカオが栽培されていることは他の記事の中でもお伝えしましたが
台湾が日本に統治されていた時代、森永製菓創業者である森永太一郎氏が台湾の各所を回り、カカオ栽培ができる場所を見つけたのが台湾カカオの始まりだそう。
チョコレートジャーナリストである市川歩美さんの記事⇩
日本と台湾の結びつきがここにも表れ、なんだかうれしくなりました。
今日はそんな台湾南部の屏東県の農家のカカオ豆を使いました。
〈 金牌巧克力よりお借りしました〉
焙煎済のカカオ豆。
封を開けると一気に、焙煎の香りとチョコレートの香りが広がります♪
これを手で割って周りの薄皮を取り除いていきます。それがいわゆる「カカオニブ」ですね。
1粒あたりうまく割れたとして、10~20秒。平均15秒。
30粒だと、約10分くらい。
ゆっくりしゃべりながらなので、15分くらいかけて30粒割って取り出したニブの総量は20g強くらい。
食べてみてもらうと…
苦みもあるけど、「これ美味しいね。ハマるわ。」という声も!
おお!うれしい!
ちなみにこのカカオの殻は煮出すと「カカオティ」になります。
ちょっとコーヒーっぽい?
このニブをもとに200㏄分のHOTCHOCOLATEを作ります。
湯煎しながら、
すり鉢で擦っていきまーす。
この時お砂糖入れます。
これ、思いのほか全然なめらかにならないんですよね~~
5分・10分・・・15分・・・・・( ;∀;)
カカオ豆の約半分を占める油脂分が溶けだして、徐々にはスムーズになりますが、カカオ豆の固体粒子を細かくするにはかなり力がいるだけでなく、時間もかかります。
カカオ豆の粘性(粘つく性質)はなかなか手ごわく、メランジャーを使って24-48時間練り続けるのですから、当然です。
さぁ。こんな感じになったところでそろそろ諦めます。
この時すでに香りが「チョコのイイにおい~~♡」です。
ここにミルクをすこしずーつ注いで(ここポイント!)ペースト状にしていきます。まるで擦り味噌のようですね。
鍋に移し替えて、あたためる~
幸せの香り♪
そして、いただきます。
濃厚!!
甘みを足しているので、甘みもあります。
そして、ここでいろいろスパイスを加えるのですが、
私のおすすめは・・・
こぶみかんパウダー!
これおいしいんですよね。
今日の大阪は天気はとっても良くて、日差しがあたたかい。
なので、正直ホットチョコレートって季節でもないんですけどね、こぶみかん入れるとアジアンテイストながら、さわやかな風味もあるので、今の時期合うのです◎
それ以外にも台湾スパイス馬告やジンジャーなどいろいろありましたが、
こぶみかん一番人気でした。
そのあとは、台湾茶をいただき、もう私はまるでお客さんのようになり、しゃべるしゃべる。
台湾茶葉の仕入れのお話。
興味深かった。
なんでもお話してくれるオーナー。
血の通った関係性が続いてるこの場所は本当にあったかい。
ご参加くださったみなさまありがとうございました!!
(肝心の出来上がりの写真誰も撮っていなかった。)