楊井美悠規ヒストリーと想い
楊井美悠規 〈 やないみゆき 〉
はじめまして。
どんな人物なのか少しでも分かっていただけるように、私がこのお仕事をしようと思ったきっかけ、届けたい想いについてお話しようと思います。
① 幼少期の私と身体
私は台湾人の両親のもと、日本で生まれ、日本で育ちました。なんでも1番になって褒められたい負けず嫌いな女の子。
なのにクラスで発言するのはとても苦手な学生生活でした。
よく母に言われたのは、「何を考えているのかわからなかった。あまり話さない子。」
身体は丈夫ではなく、あまり食べられない、よく風邪をひき、原因不明の熱で1週間入院したり、膀胱炎やアトピーもありました。
② 20代の私の葛藤
中学、高校時代に感じていた
「自分は何者だろう?」
がずっと分からず、大学は心理学を専攻、
アイデンティティ形成と家庭環境の関わりについて研究しました。
卒業後は、資産運用をしたいと思って銀行員になり、
お客様としっかり話せる資産運用アドバイザーという仕事を通じて、オーダーメイドに提案できる仕事に楽しさを感じ、成果も上げた一方で
「求められることと、やりたいことのギャップ」
に苦しみ、8年弱勤めた末に退職しました。
当時の私の身体は、
排便が3日に1回しか来ないのが当たり前のひどい便秘、
勤務中に突然胃の激痛が走る、
顔の湿疹や吹き出物は常にある状態でした。
③ 人生バラ色結婚生活で目覚めた、食養生への想い
会社をやめたと同時に結婚。人生バラ色期間。
台湾では、 「人生は食がベース」という考え方があり、台湾人の両親からも、まずは何をするにも食事を大事にすることがスタートだと教わりました。
どれだけ忙しく、しんどくても、食をおろそかにしては何も始まらない。
そういえば毎日母は一生懸命家族の身体のことを考えてご飯を作ってくれていました。
家族を持った時、
「私も、食事で自分と家族の健康を作りたい。」
と思いました。
元々料理嫌いな私が、美味しくて、身体も元気になる食卓を目指して、やる気満々でした。
まず独学で本を通して調味料や食材について勉強し、
発酵食・薬膳の知恵を取り入れる食生活に変えました。
日本料理教室にも足しげく通っていました。
1番楽しかった思い出です。
④ 食養生の結果
当時の私の不調は、
湿疹、
顔には赤くて大きい吹き出物、
3日は余裕で出ない便秘、
気分の落ち込み、
疲れやすさ。
それが、
ひどい便秘から毎日バナナ便に。
吹き出物も頻度が減り、気分の落ち込みも減りました。
当時の主人は、太りやすかったのが、何を食べても太らない身体になりました。
私自身や家族の体調や心理までも変化するのを実感し、
食事の質を変えることの大切さを肌で感じました。
⑤ 無月経と暗黒期
すごく順調だった(と思っていた)結婚生活ですが、
後半は気づかぬうちにかなりしんどい状態になっていました。
それは結果、身体に不調として現れ、
2年間無月経、無排卵
顔だけでなくて足や腕に出る湿疹、
痒くて掻きむしって肌を見せられない、
胃腸のもたれ、食欲不振から肋骨が見えるくらい激痩せしました。
この頃、友人に会うたびに毎回「また痩せた?」と言われてショックを受けるand恐怖すら感じる日々。
この頃の私は
「なんて可哀想な私。こんなに努力してるのになんで。」と、報われない度に絶望感を感じていました。
精神不安定な状態になり、3年間の結婚生活は自分から破壊するかの如く、あっけなく終わりを迎えます。
当初「頑張っているみゆきさんが好き。」と言われて結婚して、
最後は、「頑張っているみゆきさんがしんどい。」に変わっていました。
離婚前後には、
誰にも会いたくないし話したくない、
自分の無価値感に苛まれてしまう日々。
こんなに身体も心も動かない自分に落胆。
自分と大事な人の健康のために食事を整え、頑張ったのに、
結果的に結婚前よりも自分の身体の状態が酷くなり、
大事な人が去っていく皮肉な現実がそこにありました。
⑥ そこまでになってしまった自分の原因
今振り返って当時の自分を客観的に見たら、
「○○しないといけない、するべき」が自分だけでなく、
身近な人に対してもあって、
◯✖️ジャッジをしまくっていた。
「健康になりたい」がゴールになっていて、その先を見れていなかった。
自分がしてほしいことを言葉で素直に伝えていなかった。
他責と被害者意識。
…そりゃしんどくなるよね、の思考回路です。
⑦ 息を吹き返すまでに心掛けた2つの意識
当時の私は、自分に原因があることを本気で理解しようとは思えていなかったけど、
この悲しい現実を人のせいにしていたら私は本当で人生終わる、という危機感は思っていて、
2つのことを意識して取り組んでいました。
1つは、「自分の力で自分の身体を立て直してみせる。」
婦人科の複数の医者や看護師さんには「無排卵だから、ホルモン剤を飲まないと閉経します。」と言われていました。
でも私は、そうかもしれないけど、生死に関わる状態ではないから、例えこのままホルモン剤飲まずに閉経しても死にはしないよね、と開き直りました。
その上で自分の身体は決して強くないけど、元に戻る力を信じてあげられるのは私しかいない。とも思っていました。
2つめは、「自分を甘やかすことを許す。」ということ。
不調が出るまでの私は、
友人から「侍みたいだね」「頑張り屋さん」「どうやったらそんなに頑張れるの?」と言われるくらい頑張れちゃうし、そんな自分が好きでした。
家にいても何かしていないと落ち着かないし、
だらける自分なんて無価値だと捉えていたし、
当時ほぼ収入がないのに、自分を甘やかすなんて人としてダメだ、と思っていた。
でも、自分のやりたいことをもっと極めたくて
薬膳専門学校の高い学費を出したり
週に1回位、行きたくなったタイミングでスパに行き始めました。
これは私にとってはとても勇気がいったけど、思い切って「自分のしたいことをさせてあげた自分を褒める」意識に変えました。
これは、自分の治る力を信じているからできたことでもあったと思います。
そして、自分のやりたい料理教室を始めた、2017年10月。
それはとてもやりがいを感じられて、その中で関わってくれた生徒さん達の笑顔に本当に支えられて、徐々に息を吹き返した気がしています。
こんな中で、自分自身の食事ガチガチ思考を緩めることができました。
「本当に自分の身体の喜ぶこと、なんだろう?」
と、自分の身体の声に耳を傾けて、
身体が喜ぶことを素直に実行していった結果、
止まっていた生理が2年振りに来てくれました。
その時には、頼っていた漢方、鍼治療、整体も手放していました。
自分の経血を見て号泣した時の感動は忘れられません。
この経験から、本当の意味で自信がつくのは、
いろんな情報を得た上で、自分が納得して選択した先に、
望む未来が実現した時。
だと学びました。
⑧ 現在
新たな伴侶を持ち、お互い成長させ合うことのできる最良のパートナーになりました。
食養生は続けながら、ずっと抱えてきた手強い生きづらさを手放して、
以前の不調はほぼ出なくなっただけでなく、身体の状態は過去1番良くなりました。
その中でも、「生きづらさの手放し」は
身体の健康にも直接結びつくことを体感しています。
このことにもっと早く気づいて、本気で向き合うことができていたら、不調はもっと早く改善していただろうなと思います。
食養生だけでもなく、自分の捉え方を見直していくこと。そして、本気で自分の力を信じていくこと。
要は、自分の“根っこ“を知って強くすることができたとき、
今の人生は自分のものになり、もっと輝く人生になります。
私が長引かせた不調、苦しい思いは、
他の誰かを救うエネルギーになると思っています。
〜 Yuyu Tableについて 〜
心が安らぎ笑顔が溢れる空間がいつもの食卓から生まれ、そしてそんな時間が長く悠久と続きますように。
そんな想いから、”悠々膳”と名付け、
→『YuyuTable』と名称を変更。
** お伝えしたいこと **
● 自分自身の身体のサインを受け取って、行動したら身体は受け取ってくれること
● 食卓は心を作り、身体を作る無限大の可能性がある場であること
** YuyuTableのサービス **
● 食&マインドアプローチで根っこ美人化計画 (不調改善のためのグループORマンツーマン講座) → 2024年開始予定!!
● お料理がもっと好きになるお料理LABO(料理教室)
** 変化された方々の例 **
・ 肌荒れが治って、ツルツルお肌に。
慢性下痢が毎日バナナ便に変わり、
やりたいことを見つけて、
新しい勉強を初めて、つまらない毎日が
スイッチを押したように彩りの毎日になった!
・ 犬もビビるおならの匂いがなくなり、夫婦共快腸!
・ 鉄剤を飲まないといけないくらいの貧血が正常値に!
・ 潰瘍性大腸炎の症状がなくなった。
・ ほぼ毎日の鼻血が出なくなった。
・ 夜中に目が覚めなくなった。
・ 朝起きてすぐ動けるようになった。
** 私の考える食養生について **
いつも完璧に健康な人はこの世にいないと思っています。
身体のどこかが少し調子が悪いのは、現代では当然とも言えます。
それは言い換えれば、陰陽説に通じます。
常に人間はバランスがどこか欠いている状態で、それでいい。
その欠いたバランスが行き過ぎてしまうと症状として身体が表してくれると捉えます。
大きな病気になる前に、日々の暮らしの中で食養生のヒントを積み重ねていけば、身体も心も健やかになれます。
** マインドについて考えていること **
◆ 過去のお仕事 ◆
◇ 阪急百貨店催事 大源味噌様 味噌セミナー
◇ 自然食レストランめだか様 メニュー開発 調理 薬膳弁当メニュー開発 薬膳セミナー開催
◇ 薬膳レストラン 五季 メニュー開発 調理
◇ 台湾にて日本家庭料理教室開催
◇ 台湾茶専門店深泉にて台湾料理通販・出張料理
◇ 奈良今井町にぎわい邸にて出張発酵食・薬膳教室
◇ 台湾家庭料理食事会主催、出張料理
おかげさまで現在までに約400名様のお身体のお悩みに寄り添って参りました。