台湾の日本語が通じる中医診療所
私が今回の湿疹発症のとき、日本にいる時よりもとても不安に感じました。
中国語がある程度できるけど、心が不安な時は中国語が少し通じないだけでその不安は倍増するもの。
観光で台湾に来た時に、漢方に興味があってせっかくだから本場の台湾人の先生に診てもらって飲んでみたいけど、どこがいいかわからないし、どんな風に伝えたらいいかわからない。という方も多いと思います。
そこで、これを見てくださった方が何かの参考になることを願って私の今回の経験をまとめてみます!
日本語が通じる中医の診療所。1か所あります。
●生元徳中醫診所
住所:台北市大同区南京西路185巷14号
電話:02(2555)2970 内線36 (日本語通訳常駐)
問診時間:月~日曜 9:00~17:00(12~14時休み)
こちらは「生元薬行」という中薬が売っているお店に併設されている診療所です。常に日本語が通じる台湾人スタッフさんが常駐しています。ぺらぺら日本人対応にかなり慣れているので安心できます。
①まずは上記の電話番号に電話します。内線番号押さなかったとしても、自動的につながった先のスタッフさんに、「日本人です、予約したいです」と日本語で伝えたら診療所につないでくれます。
②希望の時間を聞かれるので、日本語で伝えて予約時間を決めます。
③当日は何も持っていく必要はありません。診療所に直接行ってもいいですが少し路地に入るので、中薬店の「生元薬行」に行ったら案内してくれます(私はそうでした)。
④着いたらまず窓口で名前、電話番号を書き、問診費300元を先払いします。この問診費はどの診療所でも先払いで、場所によって値段が変わります。
⑤名前が呼ばれるまで待って、診療室に入ります。
⑥症状を通訳スタッフの方に伝えて、先生は聞きながら脈や舌の状態を見てくれます。いつもの便通や月経の状態以外にも、普段気になっている些細な不調、食べ物の好み、ストレスの有無などを自分から話してもいいです。全部を加味して薬を処方してくれます。意外とあまり聞かれない先生もいました。その時とても助かったのは、この通訳スタッフさん。先生の代わりにいろいろ引き出してくれたり、女性ならではのアドバイスもしてくれますので、とても優秀な方々だなと感じましたよ。不安なことはどんどん聞いて解決しましょう。
⑦診療が終わると、中薬店に戻り、処方箋に基づいて専門スタッフが薬を準備してくれます。昔ながらの機械を使って攪拌してくれる様子もまじかで見ることができて、なんだかとっても効きそうな気がしてきますよ。隣では生薬の配合の様子も見れます。
⑧最後に飲み方を教えてもらって、会計をして終了です!
旅行保険で今回の診療分を申請するには諸条件がありますので各保険会社にお問い合わせの上、該当する場合は必ず領収書が必要となりますので、破棄されずに保存してくださいね。