By みゆき

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金蘭醤油博物館へ行ってきた話

こんにちわ。

先週末に、台湾人のお友達に予約をしてもらって、金蘭醤油博物館に見学しに行ってきました!

見たことある瓶が玄関にそびえ立っています。

🗺金蘭醤油博物館

桃園市大溪區介壽路236號

 

金蘭醤油っていわゆる日本のキッコーマ●のような、どの場所でも目にする1936年設立の一大醤油メーカー。

もともとは、あの大同電鍋の会社である大同商事株式会社であったところから1970年に金蘭醤油食品有限会社として切り離されたとのこと。

     台湾の醤油って・・?

台湾で醤油というと、トロミがあるのが特徴。

水餃子や蛋餠につけて食べたり、あの鲁肉飯の味付けに使われることもあります。

これは厳密にいうと醤油ではなく、「醤油膏」。

醤油の材料は、大豆と小麦と塩ですが、
醤油膏は、もち米や砂糖が入ります。なのでお味は「甘辛」です。

なぜとろみをつけてるかというと、そのほうが漬けやすいから、と台湾人の友達が言ってました。確かに?

日本でいう「たまり醤油」もトロっとしていていますが、もっとトロっとしてますね。

ここだけの話、実は私はちょっとこの醤油膏が苦手です…。だって添加物がいっぱいなんやもん。。甘いし。

もちろん、台湾にも正式な「醤油」あります。

この博物館はガイドさんが工場の説明をしてくれます。もちろん中国語オンリーなので理解は半分がいいところ。。(お友達も日本語しゃべれないしね)

蒸した大豆と炒った小麦を合わせて麹菌をまとわせて麹を作ります。これは自動でされているとのこと。この方法、実は日本式です。

大豆はほぼインド産。台湾では大豆生産数が少ないので大量生産には向いていないのです。

発酵させる窯はガラス製。所狭しと並べられていました。

発酵温度28度を6か月。これ以上伸ばすとおいしくないから。という説明がありました。

最短だと数日で作るのだとか。日本だと最短2週間ですが、、、それより短い。

供給量が半端ないですから、そういう生産方法を利用されるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒にツアーで回った人たちは全員で10人ほど。

ホームページには毎日2回見学できます、と記載がありますが実際は最低人数が集まらないと開催しなかったり、土日でもお休みだったりするようですので(実際行こうと思ってた日が点検日でお休み、その後予約した日曜日から土曜日に変更されました。)、日程には余裕をもたないといけないですね。

場所は台北市ではなく、空港のある桃園市にあります。

 

桃園も最近発展してきて、高層マンションも立ち並び、店もたくさん。

近くには陶器の町や豆腐や豆干で有名な大溪や、伝統の三峡老街もあります。

台湾に来て見落としがちな桃園、実はとっても見どころのあるおもしろい街なんです。

正直言うと意外や意外です。観光ブックに載ってないおしゃれスポットもたくさん。お勧めです!!