By みゆき

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台湾は美肌大国

こんにちわ。

台湾の女性ってどんなイメージをお持ちですか?

 

私自身以前より台湾に来てはうすうす思ってたのですが、普段日差しも強いのに、台湾の女性はあんまり化粧されていないのにお肌がきれいな方とても多いんです。

韓国の方のツルピカな綺麗さとはまた違う、なんというかケアをものすごく頑張っているわけではなく、ピュアなのです。

 

現在の私のお肌がざらついてることもあって(泣)、余計に台湾の女性のお肌に目がいき、そのたびにうらやましいぃぃ!と心から思ってしまいます。

(こんな状態です。お見苦しい写真すみません…!)

私は昔からアレルギー体質。喘息、貨幣性湿疹、繰り返す赤ニキビ。

食生活や考え方を変えることで今はもうめったに出ませんが、それでも季節の変わり目は毎回乾燥、痒み、湿疹に悩まされます。知らずに掻いてしまって炎症が悪化する→鏡を見てはため息をつく→ストレスで悪化する。の悪循環。

 

(さらにごめんなさい。ひどいとこのくらいになります。でも敢えて現実味を出すためにお出ししました。)

 

もし皆さんならどうしますか?

 

かつての私は、皮膚科に直行。

もらう薬がステロイド入りと知っていても、早く解放されたくて塗る。

確かに一瞬で開放されます。

が、、そうです、繰り返すようになるのです。その時は本当に苦しいですよね。

会社員のころ、顔全体が湿疹になるようなひどい状況になったこともありました。

ストレスが肌に出やすい体質なのです。

でも仕事は銀行の窓口、マスクをしては仕事になりません。だから、薬を塗ってしまいたい気持ちが痛いほどよーーく分かるんです。

どれだけ鏡を見てはため息をついたか、わかりません。

 

その時、少しでも薬膳の知識があれば、「西洋の薬が唯一の救い」だなんて思わなかったかもしれない、もう少し自分の症状に向き合えてたかもしれない、と思うのです。

なぜ肌荒れするか?

そこには必ず理由があります。

その理由と向き合わずして完治はありません。

私は台湾に来て、その問題にまた直面しています。

 

慣れない環境ストレス、食べ物、も原因ですが、原因として間違いなく考えられるのは、台湾の『高い湿度』。

体内には、不要な水分を出し、必要な潤いは残すという機能が備わっていますが、湿度が毎日70%近くある環境に身体が慣れずに体内の水分が過多になったときに、水分代謝機能が弱い私のような場合、不要な水分がたまり、浮腫みの原因になるだけでなく、水分代謝を担う体表からその水分を出そうとして、”湿疹”という体内からのサインが出るんです。

 

では、薬を飲まずにどう対処するか?

一つは食材で体内の湿を取ることを手伝ってもらう。

代表格がこちら。

 

【はとむぎ】(ハト麦・鳩麦)

です。

 

”はとむぎ”って何だろう?

イネ科の穀物です。

実をつけている状態を実際に見てきました。↓

 

別名の「ヨクイニン」という名前で聞いたこともあると思いますが、違いは、

はとむぎ  → 殻付きのもの
ヨクイニン → 種皮を取り除いたもの

と区別されます(薬膳素材辞典より)。

はとむぎは、はとむぎ茶として聞いたことがある方も多いと思います。

ヨクイニンは、生薬として漢方の処方の時によく使われます。

実は、このヨクイニン、生薬の中でも「上薬」と呼ばれる、かなり優等生の生薬なんです。
他にはよく知られている「枸杞(クコ)の実」もこの上薬です。
副作用が少なく、比較的大多数の方に合うので頻繁に使われており、効能も優れていると言われます。

ではどんな効能が期待できるのか?

●利水作用(体内のいらない水分を出して、必要な水分は残す)
●炎症を抑えてニキビの治りを促す
●膿を出す
●シミを取り除く、イボ取り

これらはすべてはとむぎの成分の中の「新陳代謝」の力によるもの。

ターンオーバーを促してくれるので、新しい皮膚ができやすくなります。実際にビタミンB群や良質なアミノ酸がほかのお米や麦より多く含まれるので納得できます。

中でも大きな効能が、

●利水作用

いわゆる、むくみ取り。

体内に不要な水分が停留したままだと、いわゆる水膨れして、その分体はだるさを感じます。その水はしばらくすると体のあらゆる場所に痛みを引き起こしたり、今の私のような炎症さえ引き起こす悪者になっていくんです。
なので、むくみやすい体質の人は日頃からむくみ取りを意識するべきと言えます。私もよくはとむぎを煎じて飲んだり、ヨクイニン錠剤を飲んだり、意識しています。

日本よく売られているはとむぎ茶もいいですね。

では、どうやって取り入れるのが一番効率的に摂取できるの?

一番効能が期待できるのは、やはりはとむぎを水から煎じてその煎じ汁を飲むことです。はとむぎ化粧水では皮膚の中まで入っていかないので吸収率が悪く、効率が悪いと思います。

私も作って飲んでいます。

その作り方はとっても簡単。ご紹介しましょう。

1、まず、日本の漢方薬局ではとむぎを購入します。もしくは、はとむぎを栽培されているお店からネットで買うこともできます。私は日本にいる間はよく『それいゆ』さんの国産はとむぎを利用していました。

2、何度か水で洗います。水が白く濁らなければそれでいいでしょう。

3、水をはとむぎの3倍ほどの高さまで入れ、弱火にかけて、ぐつぐつしないような火加減で30分ほど煮ます。(私は電鍋という台湾電気鍋があるので、それを使うと火加減も管理する必要が一切ありません。)

4、煎じた汁とはとむぎの実に分けます。

煎じ汁はほんのりコーンの味と甘みを感じます。なぜかというと、このはとむぎは米や麦より、コーンに近い穀物だからなんです。

5、煮たはとむぎはお米やおかゆに入れる、サラダのトッピング、ハンバーグにいれる、味噌汁にいれる、パウンドケーキにいれる、等々…それ自体味は薄いので、他のものを邪魔しません。

なんと、謙虚で高貴な食材なのでしょう…(^_-)-☆

このはとむぎ、台湾のドリンクやよく街中で売っている四神湯や小豆と一緒にたくデザートスイーツに入っていたりとかなり一般的なものなんです。

毎日続けることが大切なので、街中に沢山はとむぎグルメがあるのはとても嬉しいです。

また、粉状になっているものでお湯に溶かすだけで良いものもコンビニやドラッグストアに手軽に売っています!

 

なるほど、だから台湾は美肌のかわいい女性が多いわけですね!!

 

お肌の悩みがある方、むくみに悩んでいる方。

日頃から少しずつ取り入れていってくださいね。

私も早く治るように、こちらを毎日コツコツ続けて、長い目で治していこうと思っています。

 

お読みいただき、ありがとうございました!