タピオカは●●●の卵だった!?
言わずとも知れた台湾名物タピオカミルクティ。
台湾の台中市に本店を構える「春水堂」が発祥とされていますね。
タピオカミルクティを中国語で書くと、「珍珠」。
漢字の通り、「真珠」を想像させるキラキラした素敵ネーミング。
実はそもそも現在のタピオカブーム以前からタピオカミルクティってあったんです。でも昔は流行らなかった。
なぜか?
それは以前売り出していた時の名前が「青蛙ミルクティ」だったからという説が。
え、カエル…
そもそも、「タピオカガエル」という蛙の種類があるそうで、しかもその卵はそっくり!なんだそう。
見た目、ちょっと宇宙人ぽい体つきのこの蛙。
一回2000個ほどの卵(タピオカw)を産むそうです。
いくら似ているからといって、「蛙の卵のミルクティ」って言われても、完全においしくなさそう。そして口に入ってきたら、「え、卵たべてもた」みたいになりかねません。感じなくてもいい罪悪感うっすら。
そこで、かしこい春水堂のオーナーは考えました。
「珍珠」も同じような形ではないかと。
そして名前を変えたとたん、バカ売れしたという。本当かどうかは定かではありませんが、ネーミングから受け取るイメージは大事ですよね。
そんなタピオカ。
原材料はキャッサバ。芋の一種です。
その根から抽出したでんぷんから作られています。
生のキャッサバにはシアン化合物という毒が含まれているので、そのまま食べてはいけません。
タピオカにするには、でんぷんを水で溶いて加熱したあと、丸粒に成形されて作られます。
ちなみにこちら台湾では、
300mに一つくらいの割合でドリンクスタンドがあります。
台湾人の特に若い世代はよく飲んでるようです。
でも、実は私を含む外国人学生の口からはあまり聞きません。
いうほどの人気はないと感じています。
タピオカの主成分は炭水化物。
中サイズ500cc通常量の甘さの一杯当たりのカロリーはおおよそで約500㎉!!
なるほど、飲むとしばらくおなかが空かないはず。どころか、おなかが張ってくる。
「芋」という分類で考えると、タピオカだけとって考えると「気」を補ってくれる食材。
紅茶の香りは「気」を巡らせてくれる。
ということは、タピオカミルクティは「気」を補い、「気」を巡らせてくれる飲み物ということ!
そう思うと優れものです。
ここまで流行る理由は何?!
私としては、
1.ネーミングの響きがオシャレ
2.インスタ映えする
3.値段もそこそこに(台湾だと1杯200円前後)リッチ感が味わえる
4.タピオカのQQ感がクセになる
5.噛みながら心身ともに大満足する
からかなぁ。
だからと言ってご飯がわりにタピオカにすると肥満まっしぐらですね。
それこそ、タピオカ卵を蓄えた蛙腹になること間違いなし。
今日はここまで。
ありがとうございました😊
元気を作る源。