By みゆき

3年ぶり台湾へ帰る。

2020年7月、コロナ真っ只中の日本に帰国して、それから台湾に戻ろうと思ってたけど、台湾での居留手続きを途中で断念せざるを得なくなり、そのまま日本にいたので約3年ぶりの帰省!

と言っても私は日本生まれの日本育ち。

小さい頃に親と台湾に帰ってたけど、

街は臭いし、食べ物は美味しくないし、何言ってるのかさっぱりわからへんし、好きじゃなかったねぇ。

 

 

今回4月3日から5日は「清明節」という、日本で言うお盆。ご先祖を大切にする台湾国民にとってはお正月と並ぶ一大行事。

 

我がヤナイ家も、母と兄と姪っ子と数年ぶりに一緒に。

事情によりお墓参りはどちらとも叶わず。

 

でも、会いたかった人、場所に行けて感動🥺

 

 

6泊7日の間、毎晩親戚、いとこ、現地の友人と円卓を囲んではご飯食べる食べる。

すごく遠く遠く、感じてた台湾との距離が一瞬で縮まる。

 

 

この、独特の匂いかな。

 

小さい頃に嫌だったこの台湾の綺麗とは言えない空気の匂い、漂うなんとも言えない雰囲気。

 

故郷に帰ってきたとは思えないけど、染み付く何か。不思議なもんです。

 

全部忘れて喋れないんじゃないか、とドキドキしてた中国語はむしろ自然にペラペラ(適当にね)出てくるし、聞き取りも、滞在最後らへんになると、前より聞けてるんじゃない?なんて思ったりして。

(到着すぐは店員さんの会話にもハテナ?だったけど)

 

台湾という場所は私にとってなんだろうか?

改めて考えてみた。

 

故郷、ではない。

でも

旅先、でもない。

第二の故郷という言葉があるけど、

なんかそれもちゃうぞ。

 

やっぱり、自分のルーツのある場所

という感覚、、かなぁ。

 

日本は故郷か?と聞かれたら

ちょっと違うくて、

私が生まれ育った場所

なんよね。

 

それで、結局はですね、こんな二つの場所を持てて、

私は幸せものやなぁ、と思うのです。

 

日本に着陸して、あんなに遠いと思ってた台湾やけど、

海渡るだけの距離。めちゃくちゃ近い。

国籍や国境って大したことないな、と肌感覚でそう感じた7日間。

 

7日間、家族と一緒に私の大好きな人たちに会えて、

それでもまだまだ会いたい人はいる、そんな台湾という場所。

またすぐ行こう。