By みゆき

0

苗栗で台湾漬物「福菜」作り体験

Categories : 台湾料理 , 発酵

台湾のお正月3連休、日本から台湾人のお友達が帰省したので、連れて行ってもらいました!!またまたお世話になりました。とても親切な台湾の方々。

高鐵で台北から新竹へ、夜に到着したので、とりあえず、仙草ドリンクを飲み、近くのホテルで一泊。ホテルで無料で出てきた牛肉麺がおいしかった。

次の日朝から繰り出して、まず苗栗へ向かい、台湾伝統の漬物、「福菜」作り体験に。

この場所は苗栗の観光センターのような場所。説明してくれたおじさんは慣れたしゃべりで、天然発酵の漬物が台湾でどんどんなくなっていくことを懸念されていました。また、添加物の入ったものは避けるように、そして、台湾の「三瓜」→かぼちゃ(南瓜)、さつまいも(地瓜)、ゴーヤ(苦瓜)を食べると癌にならないから意識して食べるといいよ、はたまた野草を摘まんできて、これは毒があると言われているけどとても体にいいからこれで癌が治った人を知ってるよ、という養生話を熱く語ってくれました。

酸菜と福菜と梅干菜の違いは以前にお話ししたと思いますが、今日作るのは、真ん中の福菜。

すでに塩漬けして半月以上たったもので少し水分が残っているものを陶器の壷に詰めていきます。

甕って、なんかセクシーですよね。うっとりしちゃって、大好き。

福菜自体の味はほんのり酸味と塩味、そして独特の草の青さ?を感じます。

これが料理に加わるとなんともいえない独特なうまみと風味を加えてくれるのですよね。私は初めて料理教室手食べた梅干菜を使った豚肉料理を食べて以来、なんだかはまってしまったんです。

なので、日本に帰ってからもどうしても自分で作って食べたい。っていう理由です。

出来上がってる福菜を詰めるだけ、といっても、これがなかなかコツがいるのです。

福菜を入れて、ぐるっと回しながら詰めます。

木の棒でぎゅっと押しながらできるだけ空気が入らないように、、

ちょっと水分が出てくるのが正解!

私は全然出てこなかったけど、最後に押し込んでるときに上からぎゅーーと詰めてたら出てきました。

これを出すことで腐敗防止になります。

最後に葉っぱを乗せて、可愛い布蓋をして出来上がり!

何年置いてもいいし、いつから開けて食べてもいいそうです。

今の時期は生の芥子菜がほとんど終わったので、出来上がりからの体験でしたが、11月から12月なら生の芥子菜から作らせてもらえるそう。今から予約したい。

ここはごはんも予約制で食べられるようなので、次に来た時にはそれもいいなぁ、なんて思います。